9216
天然木やテラコッタタイルの素材感を生かし、
別荘のようにあたたかみのあるプライベート空間

DATA
全面改装
3LDK→1LDK+S
家族構成
夫婦+子供1人
築年数
10年
デッド部分が明るいインナーテラスに
窓際の一角は中途半端に張り出していた為「洗濯物を干すコーナーになってしまうのでは…」と思っていたご主人。床は斜めに切ったイタリア製テラコッタタイルを採用、天井はリビングとはトーンの異なる化粧梁を取り入れたらインナーテラスのような洒落た一角に。壁を活用して作った棚にはグリーンや小物を飾って。鏡やペンダントもインテリアの大切なポイント。

Kさんのお住まいは築10年のマンション。駅からほど近く都心にアクセスしやすい立地が魅力です。そんな条件が気に入っていたので同じマンションの物件をもう一つ購入し、リフォームして住む事を決められました。「私が自宅で仕事をしている事もあって、手狭に感じていたんです。それで新たに娘の個室を確保し、家族の寝室としても使えるプライベート用の家を作りたいと思って」とKさん。 イメージしていたのは木をふんだんに使ってリラックスできるカントリータッチのインテリア。そこでLDの間取りは和室を取り払い、広々としたワンルームをブラインドで仕切る自由度の高い設計に。天井には無垢材の梁をあしらい、フローリングには耐久性の良いヒノキを採用。淡いパウダーイエローの壁は、身体に心地良いオスモの塗料であたたかみのあるトーンに仕上げました。 今までデットスペースだった窓際の一角はテラコッタタイルを使ってティータイムが楽しくなりそうなインナーテラスに変身。キッチンにはモザイクタイルのカウンターを設置し、セミオープンにしてもLDとと一体感をもたせるなど随時に機能性とゆとりが考慮されています。 また少人数家族がシンプルに暮らせるよう、収納もこだわったことの一つ。納戸はキッチンと玄関ホールの両方から出入りが出来るように。おかげで小窓から射し込む太陽の光が木の優しい風合いに映え、廊下から玄関全体が明るくナチュラルな雰囲気に包まれています。
←天然木をふんだんに使って重量感のあるLD

→ブラインドで仕切って二間に
和室を取り払ってワンルームにしたので、窓からの光をリビングまで広く取り入れられる。大工さんに頼んでひとつづつ「太鼓削り」にしてもらった天井の梁が、山小屋風の落ち着いた空間を演出。古い押入れは天井まで収納できるクロゼットに変身した。
ナイトタイムやお友達が訪ねて来た時は目隠し代わりにブラインドを活用して。キッチンとダイニングテーブルの間には、電子レンジがすっぽり収まる白いモザイクタイルのカウンターを設置。キッチンの壁際にも同じタイルを使ってコーディネイトした。

木のタイル使いに遊び心あるキッチン
シンクはプロの厨房を思わせるシルバーを選んだら、木の家具や白いタイルと見事にマッチ。フロアコンテナなので収納もたっぷり、使い勝手も上々に。壁面に取り付けた食器棚にはインテリアと実用を兼ねてワインラックを設けた。
木の感触が訪れる人を優しく包む空間
ドアや収納にはアイアンの取っ手を使うなど細部にもこだわった。左奥に小さな玄関ホールが出来たので窓から入る光が廊下まで届いて明るさいっぱい。ヒノキの床下には遮音マットを敷いて防音にも考慮した。
befoer
after

ホーム   バック