A 邸 - Reform Data  No.9112
昔ながらの空間に癒しを求めて
区切られて使いにくかった部屋を開放的なワンルームに
インテリアを和風でコーディネートしました。
    
マンション
総額 : 620 万円
家族構成=女性1人
築 年数: 15年
リフォーム部分
前面改装、2DKを1Rに


仕切りのないゆったりとしたワンルーム
まったく仕切りを設けていないため、どの場所に居ても空間の広がりを感じることができる。LDとキッチンとの間はカウンターを造作、ベッド脇にはパーテンションを置いてコーナーを上手に分けている。
        
築15年のマンションにお住まいのAさん。カビが発生した洗面所や汚れたきれいにしたいと思ったことが、を感じていたとか。リフォームを考えるきっかけだったといいます。また、空間が細かく区切られた間取りも以前から使いにくさ住まいを美しくリフレッシュし、一人暮らしのAさんがゆったりとくつろげる空間にするために、全面的なリフォームをすることになりました。まず、2DKだった間取りはワンルームに変更。当初、寝室を独立させることも考えられたそうですが、『ベッドだけという部屋もつまらない、と思いまして(笑)』とAさん。2室とダイニングだった部分の仕切りを撤去し、約14畳というスペースを生みだしました。一角にはフローリングに畳みを埋め込んだコーナーを設置。窓の内側には障子のオリジナル建具を入れ、天井には梁風に天然木を取り付けました。こうしたインテリアは和風の意匠がお好きだというAさんのご要望で、ホワイトハウスがオリジナルデザインしたものです。周囲の家具や棚に並べられているアンティークの和食器も、インテリアとしっくり馴染み、住む人のセンスの良さをうかがわせます。空間には仕切りがありませんが、LDとキッチンの間に造作したカウンターや、ベッドの脇に置いた稼働式のパーテンションが、それぞれのコーナーを自然に分けています。『木に囲まれた、落ちついた和の空間にいると癒されます。仕事の疲れも忘れてしまいますね』ご自身のライフスタイルと嗜好に合った住まいが完成し、大満足のAさんです。
収納や猫のスペースも確保

クローゼットなどの収納は、玄関ホールから続く廊下に集約。収納の扉の素材やカラーも木目を、ベースにし、LDとイメージを統一した。玄関脇の収納下には、家族の一員である猫のためのトイレ空間を確保。廊下の壁には猫がLD側と行き来できる小さなドアも取り付けている。

和の意匠で統一されたシンプルで落ちつきのあるインテリア
空間全体を和風イメージでコーディネート。アルミサッシでは雰囲気が合わない為、それを隠す目的もあってオリジナル建具を窓の内側に入れた。『障子を通した光りは優しくて良いですね』とAさんも満足そうでした。
キッチンの細部にも”和とナチュラル”
にこだわって
仕切りがないため、LD側からキッチン内部が視界に入る。奥の食器棚扉を格子戸にしたり、カウンターに素朴な雰囲気のタイルを使うなど、LD側と調和するデザインが細部に施されている。
仮設工事・・・・・・・・・・約28万円
解体工事・・・・・・・・・・約45万円
木工工事・・・・・・・・・ 約204万円
建具工事・・・・・・・・・・約65万円
塗装工事・・・・・・・・・・約20万円
タイル工事・・・・・・・・・約26万円
内装工事・・・・・・・・・・約30万円
電気工事・・・・・・・・・・約26万円
設備工事・・・・・・・・・・約17万円
設備機器・・・・・・・・・ 約135万円
照明器具・・・・・・・・・・約13万円
雑工事・・・・・・・・・・・約18万円
(洗面所・トイレの改修工事費を含む)

費用概算 総額.約 627万円

リフォーム前

リフォーム後
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